「Bambu Studio」が大規模アップデート

Bambu Labが「Bambu Studio」の大規模アップデートを実施

3Dプリンタメーカー Bambu Lab は、同社のスライシングソフトウェア「Bambu Studio」の大規模アップデートを実施した。この大規模なアップデートには、印刷品質からUI、MakerWorldの統合、改善、微調整、バグ修正に至るまで、80以上のアップデートが含まれる。

最新の「Bambu Studio 1.9.1」では、Bambu Labのモデルリポジトリである「MakerWorld」がネイティブで統合され、ユーザーはBambu Studio内からモデルを直接ブラウズ、検索、ダウンロードできるようになった。

もう1つの大きな新機能は、カスタマイズ可能な設定と外部フィラメントスプールおよびBambu LabのAMSとの互換性により、ユーザーが一度に複数のデバイスにプリント指示を送信する機能を提供する。
一方、より高品質で精密なプリントを作成するための機能もいくつか追加された。インポートされたOrca Slicer機能は、スカーフの継ぎ目を目立たなくし、より効果的にするのに役立つ。また、多色調製では、直線をより簡単に引くための新しいツールもある。
PrusaSlicerで最初に開発された「Measure」機能は移植され、複数のモデルをまたいで測定する方法をユーザーに提供することで強化された。

その他の改良点としては、シャープなテールオーバーハングのサポート強化。通常のオーバーハングプリント時のスムーズな速度遷移、「正確なZ高さ(precise Z height)」機能、新しいUI調整などがある。

Bambu Studio 1.9.1の詳細を理解するにはかなりの時間を要するが、このアップデートは、全てのユーザーにとって有益なものとなるだろ。


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