Bambu Labの新型3Dプリンタはデュアルエクストルーダー搭載か⁈リーク画像で憶測広がる
海外のオンラインコミュニティ Reddit で、Bambu Labが開発中と伝えられている新型3Dプリンタと思われる画像が拡散されている。拡散された画像は、Bambu Labのチラシ印刷を請け負った印刷工場からリークされたものと噂されているが、画像には同社が近年出願した特許技術であるデュアルエクストルーダーの搭載など、幾つかの機能が示唆されている。
ただし、投稿者自身が確証を示していないため、信憑性については不明である。
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「H2D」と記された新製品⁈画像には、本体サイズ492×514×626mmと掲載されており、既存モデルの「Bambu Lab X1-Carbon」の本体サイズ389×389×457mmに比べて大型化しており、より広いビルドボリュームが期待できる。また、「AMS 2 Pro」という新たな材料交換システムの名称も確認でき、これが実装された際は、デュアルホットエンドによる複数素材やマルチカラーでの3Dプリントがさらに向上すると考えられる。
X1-Carbon Combo(AMS付き)3Dプリンター
Bambu Labの共同創業者であるHuaiyu “Sprite” Liu氏は、海外メディアの取材に対し「次期モデルは単なる大型化だけでなく、次世代モデルに相応しいイノベーションをもたらしたい」と述べていたこともあり、今回のリーク画像はその発言と一定の整合性がある。しかし、今回投稿したアカウントは新規に作成されたものであり、画像の入手元が「WeChatグループ」とされるなど、裏付けに乏しい。逆に、一部ユーザーからは該当画像が2022年に既出であるとの指摘も上がっており、フェイクの可能性も否定できない。
Bambu Labは当初、新型モデルを今年中に発表するとしていたが、10月にリリース時期の延期を発表している。
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今回の情報が真実であれば、正式発表が近い可能性もあるが、現時点では同社からの公式声明はない。
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