Bambu Lab、新型3Dプリンタの発売を2025年に延期

Bambu Lab、ハイエンド3Dプリンタシリーズの発売日を2025年に延期すると発表

FDM/FFF方式のデスクトップ3Dプリンター市場を席巻する Bambu Lab は、2024年中に発売が噂されていたハイエンド3Dプリンターシリーズの発売予定時期を2025年初頭に延期することを決定した。この延期の決定により、同社はいくつかの革新的な機能を統合し、製品が厳格な品質と性能の基準を維持することを確実なものにすることができるとしている。

Bambu LabのCEO兼共同創設者であるタオ博士は、今回の延期について次のように述べている。「発売日の延期は妥協のない高性能な製品をお届けするという同社の姿勢を反映したものです。この延期により追加された時間は、ハードウェアとソフトウェアの両方を微調整するために使用され、新シリーズが最高レベルの性能を求めるプロシューマーの期待に応えることを保証します。品質は最優先事項であり、当社は製品が市場に出る前にあらゆる側面が最適化されることを目指しています。」

最大16色のプリントに対応した X1-Carbon Combo

今後発売予定の3Dプリンターシリーズは、現行の「Bambu Lab X1」シリーズよりも上位に位置づけられ、プリントの品質、スピード、より革新的な機能性を求めるプロシューマーをターゲットとしている。この新製品によりBambu Labは、コンシューマー向け3Dプリンティングの限界を押しあげ、これまでにない技術的進歩をもたらすことを目指すとしている。また、次期モデルには大きな造形ボリュームと交換可能なツールが搭載されることが噂されている。

現行のX1シリーズ最上位モデル X1E Combo

さらに同社は、スケジュールの延長は製品開発のためだけではないと強調。同社は、十分な在庫の確保、スペアパーツの確保、そして全地域にわたる強固な物流網の確立に重点的に取り組み、世界規模で準備態勢を整えるために延長された時間を利用しているとした。


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