Bambu Lab、ローカル運用型管理ツールを発表

Bambu Lab、クラウド不要で3Dプリンタ群を一括制御可能な「Farm Manager」を無償提供

デスクトップ3Dプリンターのトップブランド Bambu Lab は、多数の3Dプリンターをクラウドを使わずにローカルネットワーク上で一括管理する無料のソフトウェア「Bambu Farm Manager」を発表。高まるセキュリティニーズと運用効率を両立し、教育現場や企業のプリントファームにも最適な無料ソフトとして注目を集めている。

「Bambu Farm Manager」は、常時稼働するバックグラウンド型の「Farm Manager Server」と、ユーザーが操作する「Farm Manager Client」の2つから構成されており、同社の3DプリンターP1A1X1Cシリーズに対応。今後、X1EH2Dモデルへの対応も予定されている。

主な機能としては、リアルタイムでのプリンター監視、バッチ印刷制御、スマートキューイング、ファイル整理、電源管理などがあり、数十台から数百台規模の運用にも対応可能で、制限は使用するローカルネットワークとコンピュータの処理能力に依存する。
ITポリシーの厳格な組織や、外部クラウドへの情報送信を避けたいユーザーにとって、このツールは理想的な選択肢となる。

なお、現在のバージョンはWindows 10以降に対応し、すべての機能が無償で利用可能であることも大きな魅力だ。セキュリティと効率性を両立した3Dプリント環境を求めるユーザーにとって、Bambu Farm Managerは今後のスタンダードとなり得るだろう。


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