国産3DプリンターSCOOVOシリーズに、中型クラスの新型機種「SCOOVO X9H」が登場
国産パーソナルプリンターSCOOVOを展開するabeeは、本格的な吊り上げ式光造形機「MA30/MA10」のリリース(関連記事はこちら)と同時に、FDM方式の「SCOOVO X9H」¥299,800(税込) の販売を開始しました。
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同機種の特徴は、最大「高さ340×幅200×奥行200mm」という造形サイズ。既存モデルのSCOOVO X9のおよそ1.7倍の造形サイズとなり、同シリーズSCOOVO X4との比較では、5倍以上に相当する造形面積に対応できるようになりました。
最大高さを340mmまで拡張することにより、従来機種では対応できなかった作品の造形が可能となり、建築デザインからプロダクトデザイン、大型のキャラクター製作などにも対応可能となっています。
また、筐体前面には液晶パネルとSDカードスロットが装備され、PCを接続しなくても、液晶パネルの操作だけでSDカード内のデータを出力できるようになりました。
従来のコンシューマー向けだけではなく、業務用途への利用も意識した製品となっています。
発送開始時期は9月中旬予定。
SCV-X9H 主なスペック(abee様の公式サイトより引用いたしました)。
製品名 | SCOOVO X9H | ||
型番(モデル番号) | SCV-X9H-S | SCV-X9H-BK | |
カラー | シルバー | ブラック | |
表面処理 | アルマイト (ヘアライン/ショットブラスト) | ||
サイズ (本体) | 556×406×383mm (高さ×幅×奥行き) * インシュレータを除く |
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重量 (本体) | 約20kg | ||
主素材 | エクステリア | アルミニウム合金 (3.0mm / 2.0mm) | |
シャシー | スチール合金 (1.6mm / 1.2mm / 1.0mm / 0.8mm) | ||
副素材 | ステンレス合金等 | ||
ヘッド数 | 1 | ||
最小積層ピッチ | 0.05mm (50μm) | ||
最大造形サイズ | 340×200×200mm (高さ×幅×奥行き) | ||
サポート材除去方式 | ブレークアウェイ式 | ||
電源 | 内蔵型 AC100-240V 50/60Hz | ||
ファイルデータ転送方法 | SDカード | ||
造形マテリアル | PLAフィラメント (Φ1.75mm) / ABSフィラメント (Φ1.75mm) | ||
入力形式 (拡張子) | .stl | ||
照明 | 青色LED | ||
液晶ディスプレイ | 1(STNブルー液晶、ホワイトバックライト) | ||
サポートOS | Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 (32bit / 64bit対応) | ||
付属品 | ACケーブル | 1 | |
スプールホルダ | 1 | ||
ポリイミドテープ | 1(25mm / 6m) | ||
PLAフィラメント | 1 (1.75mm / 1kg) | ||
SCOOVO Studio SE (Gコード作製ソフト) |
1 (SDカード) | ||
テスト用3Dデータ (.stl) | 1セット (SDカード)* | ||
取扱説明書 (日本語) |
1 (SDカード) | ||
ハードウェア保証書 | 1 | ||
販売価格 | ¥299,800(税込) | ¥299,800(税込) |
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