AIとトポロジー技術を融合、複雑な3D形状をスマホやWebから設計し製造までつなぐ新世代ツール
コンピュテーショナルデザイナーのJohn Briscella氏が設立した「AMAXiMAL」は、複雑な形状をより手軽に設計し3Dプリンターによる製造へつなげるため、AI支援を統合した無料の3Dモデリングソフト「TopMod 3D v3」を公開した。

「TopMod 3D v3」の最大の特徴は、穴やねじれを多く含む複雑な形でも、表面が途中で破れにくい「トポロジー」と呼ばれる考え方を使ってモデルを組み立てられる点にある。
一般的な3Dモデルでは、形状を大きく変えるほど面の重なりや隙間が生じ、3Dプリンターで出力する前に修正が必要になることがあるが、TopModは辺を追加・削除する基本操作を中心に形を変化させ、閉じた一つの表面を保ちやすい仕組みを採用している。

今回リリースされた新バージョンではClaude AIアシスタントを統合し、数式や設計ルールを与えると、計算を支援しながら編集可能な3D形状へ展開できる。生成した結果は単なる完成画像ではなく、各工程が「ライブモディファイア」として残るため、数値を変えるだけで形状を再計算できる。
反応拡散、細胞オートマトン、枝分かれ、菌糸、地形形成、折り紙などを応用した生成設計にも対応し、自然界に見られるような複雑な構造を3Dプリンター向けモデルへ発展させられる。

TopModの起源はTexas A&M Universityで進められた研究にあり、今回のv3は、その基礎技術を残しながらiPhone、iPad、Webブラウザへ展開し、Rhino 8とも双方向で連携する。さらに、形状を積層板や格子状部品へ分割し、レーザーカッターやCNC加工向けに配置する機能も備えるため、3Dプリンターだけでなくデジタル製造全体へ応用範囲が広がる。
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