米軍が開発した3Dプリンター製次世代ドローン

米陸軍研究所が開発した軽量モジュール型3Dプリント製ドローン、戦場での即時製造を実現

米陸軍の研究機関 DEVCOM 陸軍研究所は、兵士の現場ニーズを反映し、軽量で低コストかつ迅速に製造できる3Dプリンター製ドローン「SPARTA」を開発した。この取組みは現場での組み立てや修理、用途に応じた改良を可能にすることを目的としており、軍事運用における3Dプリント技術の新たな可能性を示している。

米陸軍が開発した小型無人航空機「SPARTA」最大の特長は、機体の大部分を3Dプリンターで一晩のうちに製造できる点にある。特別な工具は不要で、短時間で組み立てが可能だ。内部はモジュール化されており、用途に応じて機器を簡単に交換できる。
また、価格は約1,000ドルと低コストで、墜落時も3Dプリントされた機体が衝撃を吸収するため、電子部品は再利用できる。これにより運用コストを抑えつつ、訓練のしやすさも向上している。

さらに、移動型工房「BISON」と連携することで、現場でドローンの製造・修理・改良が可能となる。実際の訓練でも活用されており、その有効性が確認されている。
この取り組みは、必要な装備を現場で製造する新しい運用モデルを示すものだ。3Dプリント技術は今後、軍事だけでなく災害対応や物流分野にも広がると期待されている。


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