- 2026-1-14
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- 3DPrinting, 3Dプリンティング, FDM・FFF, アート, インテリア, 家具
3Dプリンターで一点物の吸音壁モジュールを製造、色やデザインなどを建築要件に合わせて最適化
ドイツ・ハイデルベルクの制作スタジオ New Digital Craft(NDC)は、3Dプリンターを活用し、オーダーメイドの吸音壁を「壁掛けアート」として成立させることを目的に、自然由来でリサイクル可能な素材を用いた壁面モジュールを展開している。

NDCが提案するのは、室内の反響音を抑える「吸音(防音)機能」と、空間の印象を決める「デザイン性」を最初から一体で設計する壁面プロダクトである。従来は、吸音材を後付けすると見た目が単調になったり意匠材を優先すると音の課題が残ったりと、両立が難しい場面が多かったが、NDCは3Dプリント技術を使って壁モジュールを必要な分だけを必要な形で作るモジュールを開発。この仕組みでは、形状や表面の凹凸(テクスチャ)、色、サイズまで建築・内装の要件に合わせて調整できる。さらに、原材料や資源の使用量を抑えやすく、移設・再設置を前提にした運用もしやすい点が強みだという。

また、3Dプリントなら従来工法では作りにくい複雑形状を成立させられる。吸音性能は、素材だけでなく形状(凹凸や空洞)にも左右されるため、意匠の自由度がそのまま音響設計の自由度にもつながる。大量生産の吸音材が「コストが高い/廃材が出る/施工後に変更しにくい」ことがあるのに対し、モジュール化と再設置性は、改装やレイアウト変更の多い空間で合理性を持つ。

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