- 2025-4-28
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AIとパラメトリック生成を強化したSloyd 2.0が正式リリース!3Dプリンタ活用に最適
ノルウェー・オスロに本社を置くソフトウェア企業 Sloyd は、AIとパラメトリック生成技術を融合し、より速く、簡単に、そして高品質な3Dモデルデータ作成を可能にするリアルタイム3Dモデリングツール「Sloyd 2.0」をリリースした。
「Sloyd 2.0」は、スライダーやトグルを使ったリアルタイム編集機能が改良され、さらにAIによる自動モデリングサポートも導入されており、専門知識がなくても滑らかで正確な3Dデータ作成が可能となっている。
特筆すべき新機能は、「G-splatting」と呼ばれる技術を用いて2D画像を3Dモデルに変換する「image-to-3D」機能(現段階ではGLB形式にのみ対応)で、写真から簡単に3Dオブジェクトを生成することができる。また、3Dプリントに最適なSTL形式でのエクスポートにも対応し、3Dプリント用モデル制作に特化した新しいジェネレーターを多数追加した。
さらに、従来の「月間クレジット制」を撤廃し、サブスクリプション契約者が無制限にエクスポートできる新料金体系へと移行。パラメトリックAIツールの処理負荷が軽いため、運営コストを抑えたまま無制限提供が可能となった。
今後は、テキストから3Dモデルを生成する機能や、画像ベースモデルのプリント最適化、トポロジー改良、水密性検査機能の追加を予定している。
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