相合家具製作所、大型3Dプリンタで新事業開始

2025-3-3
建設・建築・インテリア, 最新情報
3DFS, 3DPrinting, 3DPS, 3Dプリンティング, ExtraBold, ペレット, リサイクル, 家具

相合家具製作所がExtraBoldの大型3Dプリンタ「EXF-12」を導入し、新事業「SOGOKOBO」を始動

大阪に本社を置く業務用家具メーカー相合家具製作所は、3Dプリント技術で環境問題の解決を目指す ExtraBold の大型3Dプリントシステム「EXF-12」を導入し、家具製造の新たな可能性を追求する3Dプリンティング事業「SOGOKOBO」を開始した。

EXF-12を使って制作されたサウナベッド　

創業60年の歴史を誇る相合家具製作所は、国内の業務用家具ブランドとしてはいちはやく、家具の原寸大出力が可能な大型ペレット式3Dプリンター「EXF-12」を導入。新事業「SOGOKOBO」を立ち上げ、3Dプリンターによる家具・インテリア製造を本格的に開始。デザインから出力、家具の強度試験までを自社内で一貫して行えるようになり、これまでにないスピード感と柔軟性が実現した。

大型3Dプリンター「EXF-12」

SOGOKOBOの展開

BtoBおよびBtoC市場向けの3Dプリンティングによるインテリア・家具の製造・販売
オーダーメイドの造形サービスによる、顧客の要望に応じた独自デザインの製作
新素材や技術の研究開発を通じた、持続可能なものづくりの探求

相合家具製作所様のデザイン研究所 Design Labo

ExtraBoldと相合家具製作所の連携

相合家具製作所は「EXF-12」導入の約2ヶ月前から、ExtraBoldが提供するものづくりトレーニングジム「BOLDGYM」に入会し、担当者2名の方が3Dデータ作成技術や「EXF-12」の操作方法を習得。これにより、導入後すぐにスムーズな運用が可能となり、3Dプリンティング技術を最大限活用した家具製造が実現した。
さらに、相合家具製作所はExtraBoldのクリエイティブネットワークを活用し、様々なデザイナーやアーティスト、クリエイターと連携し、新たなプロダクトを創出する取り組みを進めている。この取り組みを通じて、3Dプリンティング技術が家具業界においてどのように活用できるかを広く発信し、持続可能なものづくりの未来をともに創造していくとしている。