UltiMaker「MakerBot Sketch Sprint」を発表

2024-10-23
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UltiMaker、教育者と学生のための高速・安全な新型3Dプリンタ「MakerBot Sketch Sprint」発表

デスクトップ3Dプリンティングのリーディングカンパニーである UltiMaker は、新たに教育現場向けの3Dプリンティングソリューション「MakerBot Sketch Sprint（以下 Sketch Sprint）」を発表した。この新しい3Dプリンタは、速度、安全性、使いやすさの向上を追求しており、教育現場での学習体験をより効果的かつインタラクティブなものにすることを目指している。

Sketch Sprintは、標準的なデスクトップ3Dプリンタの5倍の高速プリントが可能であり、デザインからプリントへの移行を迅速に行えるため、学生はより多くの実践的なプロジェクトに参加し、自由にアイデアを形にすることができる。さらに、加熱式ビルドプレート、メッシュレベリング、振動補正機能を備えており、より精細で正確なプリントを実現する。また、Sketch Sprintは厳しいテストを経て、UL（アンダーライターズ・ラボラトリーズ）の安全基準「UL 2904」を満たしており、粒子や化学物質の排出に関しても安全性が認められている。完全密閉型の構造に加え、HEPA+カーボンフィルター、PINコードによる不正アクセス防止など、安全性を徹底している。

使用できるユーザーを制御するPINコードロック

UltiMakerは、Sketch Sprintのリリースに合わせ、600以上のレッスンプランやプロジェクトアイデア、教育者向けトレーニングプログラム、カリキュラム開発、デザイン思考のコース、ファンディングガイド、チュートリアル、ウェビナーなど、教育現場での3Dプリンティングをサポートするための豊富なリソースも提供している。

Sketch Sprintは、UltiMakerの3Dプリント管理ソリューション「Digital Factory」を利用することで、複数のプリンターの管理、プリントジョブのキューイング、学生からの提出物の処理が簡単に行える。また、Digital Factory上で新たに提供される「Cura Cloud」機能により、Sketch Sprintに最適化されたプリント設定を提供し、プリント成功率と品質を確保する機能を備えている。

300mm/sのプリント速度を実現

UltiMakerのCEO、ミヒール・アルティング・フォン・ガウサウ氏は、「教育への投資は、教室体験を向上させるだけでなく、学生が卒業後の急速に変化する労働市場で成功するために必要なスキルを身につけることにあります。Sketch Sprintは、安全で信頼性の高い3Dプリントを提供し、学生が将来に向けた準備をする一助となると確信しています」と述べている。

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