精密ノズル「kaika」穴径1mm販売開始

テクダイヤ、大口径でも高精度造形が可能な精密ノズル「kaika」穴径1mm販売開始

精密機械加工技術を活かした電子部品の製造・販売を行うテクダイヤは、3Dプリンタ用精密ノズル「kaika」シリーズに、新たに穴径1mmノズル(以下 kaika1mmノズル)」をラインアップした。
商品ページ:https://amzn.to/4ckzmdc

「速くて、きれいを当たり前に」をコンセプトに開発したkaika1mmノズルは、従来のkaika内部形状に新たな2つの流動設計を施し、大口径ノズルでも高精度な造形が可能となっている。

ダイスウェルコントロール:吐出幅を太らせない先端ストレート設計

大口径ノズルの場合、先端ストレート部が短いことでダイスウェルが大きくなり、吐出幅が太ってしまう懸念があった。kaika1mmノズルでは、先端ストレート部を2mmに設計。先端ストレート部でダイスウェルをコントロールし、安定した狙い通りの吐出を実現した。

角のない内部形状:角アール加工による滑らかな流路で安定吐出を実現

従来のkaikaの特長である30度テーパー形状による流動性はそのままに、パイプ部からテーパー部(図内A)、テーパー部から先端ストレート部(図内B)にかけての2か所に角アール加工を実施することで、より滑らかな流路を確保。角のない砂時計のような内部形状により、まっすぐ安定した材料吐出が可能となった。

造形時間短縮、大きく強度ある造形が可能などのメリットを持つ大口径ノズルだが、糸引きが起きやすい、吐出幅が太りやすいなど、造形品質の低さに課題が見られていた。kaika1mmノズルは、大口径ノズルのメリットはそのままに、クオリティにもこだわることができる革新的なノズルである。

型番・価格

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