米国大手住宅メーカー、3Dプリント住宅の販売を開始

米国の大手住宅建設会社がアリゾナ州で3Dプリント住宅の販売を開始

米国トップクラスの住宅建設会社であり、オンライン販売で業界をリードする Century Communities(センチュリー・コミュニティ)は、フェニックスに本拠を置くスタートアップ Diamond Age 3D と協力して、3Dプリント住宅を提供する初のコミュニティを立ち上げ、同社のウェブサイトを通じて20万ドルから販売を開始した。

「Century Complete」ブランドで販売される3Dプリント住宅は、ロボットアームとガントリー型AC(アディティブ・コンストラクション)プラットフォームを組み合わせたコンクリート複合壁をベースに建築され、花崗岩のカウンタートップやステンレス製家電などの仕上げを施した高品質な構造が特徴で、最大4ベッドルーム、1,901平方フィートの平屋建て3つの間取りから選択できる。

センチュリー・コミュニティによれば、3Dプリントされたコンクリート複合壁の利点は、耐久性、断熱性、強度、エネルギー効率、騒音低減に優れるだけでなく、余剰材料を将来の住宅建設にリサイクルする持続可能な手法を用いて、高品質な住宅を提供する。

3Dプリント技術を用いたこの平屋建て住宅は30日程度で建設可能で、プロセスに必要な手作業を50%以上減らすことができるという。


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