食糧不足や人員不足に対応する農業用ロボットFarmBot

オープンソースの精密農業用ロボットFarmBot

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爆発的な人口増加に食糧不足、そんな状況の中にありながら深刻な人手不足に悩む農業の世界。そんな状況を解決すべく生まれたイタリアのベンチャー企業「FarmBot」は、農業の完全オートメーション化を可能にするためのオープンソースロボットを開発しています。
ArduinoやRaspberry Piなどの安価な制御系にセンサー類などを組み合わせ、オープンソース環境による開発を進めるFarmBot。水平垂直に展開したレール上をヘッドが移動し、土壌改良に種付け、散水や除草、収穫までの総合的な管理を行うためのロボットシステムの完成を目指しているそうです。

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専用ソフト上で管理されるため、作物一個づつをピンポイントで正確に管理することが可能。必要な場所に必要な分だけの作業を集中管理できるため、肥料や水の無駄も減り、雑草の除去などもプログラム上で管理できるようになります。オープンソースにより今後改良が進めば、様々な作物にも対応することが可能になるかもしれません。
現在は、クラウドファンディングのスタートアップに向けて開発段階ですが、近い将来こういったシステムが農業問題の解決につながっていくかもしれませんね。

彼らの活動は、こちらのFacebookページでも更新されています。興味ある方は覗いてみてください。

FarmBotプロトタイプモデルの映像

 

 

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