立体地図データのダウンロードサービス
既に様々なメディアで紹介されご存じの方も多い「地理院地図3D」は、日本全国の地図から好きなエリアを選択し、立体地図データ化できるサイト。WebGL技術を利用し、ウェブブラウザ上に地図を立体描画(Google Chrome等WebGL対応ブラウザ必須)。
ブラウザ上に表示されるWebGLファイルはもちろん、3Dプリンター出力用のSTLファイルやVRMLファイルがダウンロードできる。
画面内にある「3次元でみる」ボタンをクリックすると、次画面で地図の選択域が表示されます(※ 最大に拡大したときに、1/25000地形図が表示されます)。
場所を決めたら「この地図を3Dで表示」をクリック。
次画面で詳細な3D地図が表示されます。表示された3DモデルはWebGL機能を利用し自由な角度から閲覧が可能。同時に、画面左下にある「URLを表示」にて閲覧中の3D画面を他者と共有することも可能。同じく画面左下のスライダを動かし、高さ方向の倍率設定も可能。凹凸の少ない平野部などで、微妙な高低差を再現する際などにも便利ですね。
サーバー処理能力の問題か、全体を通してかなりレスポンスが悪くエラー頻度も高めですが興味あるかたは試してみてください。
ダウンロードした3Dデータ
フルカラー石膏による出力品
オリジナルデータはかなりサイズも大きいので、出力前にスケーリング設定をキチンとしておきましょう。
他にもある地理データの3D化ツール
Terrafab
以前、当サイトでもご紹介したノルウェー政府が運営する「Terrafab」 詳細はこちら
美しい自然を有するノルウェーの地形データから、好きな風景を切り取り3Dプリント(その他)に活用できるWebアプリ。切り取った地形をShapewaysなどへダイレクトプリント注文が可能。
凸凹地図
「地理院地図3D」同様、地理院標高APIを利用し3D立体地図を生成する「凸凹地図」
凸凹地図は、新しい物づくりサービスを提供するrinkakさんが提供する研究プロジェクトの一つ。リリースのタイミングが多少前後しただけで、システムとしては地理院地図3Dとほぼ同じ内容です。
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