東京デザイナーズウィークでお披露目された Botobjects ProDesk3D

これまで数回に渡りご紹介してきたデスクトップ型フルカラー3Dプリンター Botobjects  ProDesk3D ですが、現在開催中の東京デザイナーズウィークに出展する日本国内代理店 AAA Corporationさんのブースにて実機（プロトタイプが）展示されています。
事前の問い合わせでは、造形デモも拝見できると言うことでしたが、残念ながら今回は諸事情により動作確認はできませんでした。
展示されたいたカラー造形サンプル（Botobjects社サイトで公開されている物と同等品）の現品を拝見してきましたが、思った以上に仕上がりは良かったです。サンプルは積層ムラも少なく、造形品の発色も良い感じでした。

下画像右側に映るのは、ProDesk3D用材料。
このような多色フィラメント（PLA）のカートリッジと、サポート材（PVA）カートリッジを本体に装着し、材料の色展開を実施。
量産実機でどこまで能力を発揮できるかは、ドライバ性能による部分も大きいです。
他社製品と同様、このドライバの仕様次第でプリンタの精度等が大きく左右されるため、このあたりは今後の開発に期待したい部分です。
また、個々カートリッジ容量がやや少ないため、造形が重なる場合にはカートリッジ交換のタイミングが増えそうです。

本製品の特徴の一つである造形速度を実機確認出来なかったのがやはり残念ですね。
他社製品も同様、本国との調整等で色々大変そうですが、年内の発売に向けてAAA Corporationさんも頑張ってらっしゃるようです。
弊社でも是非使ってみたい機種の一つなので、今後の展開に期待したいと思います。