Shadeフィギュアデータを3Dプリント
以前こちらの記事でもご紹介した、イーフロンティアさんが公開されているShadeのフィギュアデータ。
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元々3Dプリント用のデータでは無いようなので、キレイに造形するにはある程度精度の高い3Dプリンタを利用する必要があります。
今回は、他の検証用出力品と共にハイエンドな光造形機を用いて3Dプリントしてみました。
先ずは、各部位のディテール確認のため、Shade上で造形データをレンダリング
パストレーシング(大域照明:パストレーシング)レンダリング
メッシュ分割はデフォルト値
エキポシ系材料の光造形機で3Dプリント出力した造形品
積層ピッチ:0.1mm
わずかですが、手と足の爪も再現されています。
造形後、サポート材を外す前の状態
サポート材を外し、残ったバリを除去(紙ヤスリで研磨処理)
指先までキレイに造形できています。
このデータを、FDM系プリンタで造形されてる例を幾つか拝見してきましたが、やはりFDM系では厳しいデータですね。指先など、ここまで細かなパーツは、高精度な光造形や粉末積層タイプでないと再現しきれないですね。難を言えば、やっぱりエキポシ系は臭いですね(硬化剤の種類によると思いますが)w
元々3Dプリント用にモデリングする場合は、造形後の状態を想定して細部のディテールアップを行いますが、こちらはレンダリング用に作られたデータがベースと思われるため、再現性に限界があるようです。
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