国防分野に広がる3Dプリント技術、3D Systemsが米空軍から765万ドルの契約を獲得
米国の大手3Dプリンターメーカー 3D Systems は、米空軍より765万ドル(約 11億2,500万円)規模の契約を獲得した。開発対象は、大型金属3Dプリンターの先進技術実証機「GEN-IIDMP-1000」で、高速かつ大規模な3Dプリント技術が、航空宇宙分野に直結する製造革新を支える取り組みが本格化する。
3D Systemsは2019年から米国防総省の支援を受けており、今回の成果はその流れをさらに発展させる位置づけとなる。今回の契約は、2023年から進行している大規模かつ高速な3Dプリント技術の実証プログラムの次段階にあり、飛行機部品など飛行に直結する製造能力の確立を目指すものだ。この契約は2027年9月までに完了を予定しており、研究・開発はカリフォルニア州のサンディエゴおよびカリフォルニア州ロックヒルにある同社拠点で実施される。
大型金属3Dプリンターは、従来の切削加工や鋳造では困難な複雑形状や軽量構造を提供可能なため、航空機の性能向上やコスト削減、供給網の柔軟化が期待される。さらに、軍事用途に限らず民間航空やエネルギー分野への波及効果も大きいと見られている。
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