Xbox One Kinectでフルカラー3Dスキャンニング

最新アップデートと新しいアダプタでXbox One Kinectをフルカラー3Dスキャナに!

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過去にお伝えした「Kinectと無料3Dスキャンソフト「SCENECT」を使って3Dスキャンをやってみた!」のように、当サイトでもアクセスの多いKinect 3Dスキャン関連情報ですが。
米マイクロソフトはこの度、Xbox One KinectをそのままWindows環境で使えるUSBアダプタを発売(予価:4980円)すると発表した。
新型Xbox One用KinectとPC接続に必要なアダプタが登場したことで、Xbox One用のKinectセンサーをKinect Version 2.0 for Windowsと同じように扱うことが可能となる。既にXbox One用Kinectを持っている方にとってはかなりお得な買い物となる。

このアダプタをWindows 8および8.1マシンのUSB3.0ポートに接続することで、複雑なセッティング手続きを必要とせずXbox One Kinectを3Dスキャナーとしてセットアップすることが可能になる。

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Kinectは単体での購入も可能

 

開発環境の更新

Kinect SDK 2.0では200以上もの更新を加え、環境を刷新。新しいSDKにより、商用向けのアプリケーションの開発や、Windows Storeを通じたアプリ販売が可能になり、Windows 8.1とKinectセンサーの組み合わせによる環境の活性化に期待をよせています。
従来のWindows for Kinectは、教育や医療など非商用用途に限定されていたが、今回のアップデートで商用利用が可能になり、新たな環境構築の可能性が出てきました。

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また、今回のアップデートでは3D Builder(3Dプリント可能なオブジェクト生成ソフト)にもKinectがネイティブ対応。
以下は、Kinectと3D Builderを利用した3Dプリント用人物スキャンのデモ。
同アプリは3DSystems社とも提携し、3D Builderから直接3Dプリントすることができるフルカラー3Dスキャンを実行しています。デモ映像に登場するカップルは、結婚式に利用するウェディングケーキトップに自分達のフルカラー3Dプリントフィギュアを設置するため、同システムを使って3Dスキャン&3Dプリントに参加。

Kinectオペレーションで全身を3Dスキャン

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取りこまれたデータを確認し

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フルカラー3Dプリントした自分フィギュア

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Windows 8.0およびWindows 8.1を搭載するPCとKinect(今回発売されるアダプター)があれば、無料で公開される3D BuilderやKinect for Windowsを利用し、Kinectベースの3Dスキャン環境と、アプリ開発環境が構築できる。

 

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