プリント基板専用3DプリンタDragonfly 2020

ナノレベルの高精度プリント基板が印刷可能なPCB専用3DプリンタDragonfly 2020

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2014年頃から、導電性素材を含めた3Dプリント材料(グラフェン)の開発や、導電性インクを用いた3Dプリンターなどの開発が盛んになってきましたが、それらは何れもホビーユース寄りなツールとなっていますが、今回紹介したプリンターは、高度なプロトタイピングや小ロット生産にも対応したプリント基板(PCB)専用プリンターです。
イスラエルの公共企業Nano Dimensionが開発したDragonfly 2020は、絶縁及び導電性ナノインクを使用し、完全な多層回路基板をプリントできるインクジェット堆積システムの3Dプリンタ。

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ナノインクを射出し、表面に付着したインクを焼結硬化させる

同社は、高精度な多層回路基板を印刷するため専用ハードウェアを設計し、大学や関連企業等と協力して専用ナノインクを開発。それらはDragonfly 2020専用のソフトウェアによって管理され、R&D(研究開発)、プロトタイピング、小ロット製造など、幅広い分野での活用を想定している。

主な特徴

  • ガーバーファイルのインポートに対応。
  • 造形領域:200mm×200mm
  • 数時間で10層以上の多層電気回路を印刷することができる。
  • 他のPCBと同等に半田付け可能。
  • プリオーダー開始は2016年度。

Dragonfly 2020に関する詳細仕様や価格等の情報は公開されていませんが、2016年の早い時期にプリオーダーを開始し、2016年後半までには販売を計画しているようです。



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