46色同時出力対応マルチマテリアル3Dプリンタ「Objet 500 Connex 3」

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マルチカラー・マルチマテリアル対応のハイエンドプリンター「Objet 500 Connex 3」

先日、マルチマテリアル対応のConnexを利用したアート作品についてご紹介いたしましたが、そんなConnexシリーズにマルチカラー対応の新製品が発表されました。
新しいConnex3は、従来のConnex シリーズ同様不透明素材や透明素材、ゴムライクなど複数素材の同時出力だけでなく、新たにマルチカラー出力(最大46色を同時に使用)に対応したStratasysのハイエンド機種。
今回発表された「Objet 500 Connex 3」は、従来のConnexシリーズにカラー対応を強化し、
ABSライクデジタルマテリアル、高耐熱デジタルマテリアルなども造形可能。カラー、硬質/ラバーライク、透明など様々な材料からベース素材を組み合わせて造形ができる最新機種。

  • 本体サイズ:1400×1260×1100mm
  • 本体重量:430kg
  • 造形サイズ:490×390×200mm
  • プリンタヘッド数:8
  • データ形式:STL、OBJDF、SLC
  • 積層ピッチ:16μm
  • 解像度:X軸=600dpi、Y軸=600dpi、Z軸=1600dpi
  • 対応OS :Windows 7 (64bit) / 8 (64bit)
  • ソフト:Objet Studio
  • 価格:33万ドル(2014年1月現在、日本国内での販売方法や価格は未定) 
    日本国内での販売次期や価格は未定のようですが、材料費や保守費用など諸々合わせると、イニシャルコストは従来のConnex上位機種と同レベルの4000~5000万円辺りが妥当な額でしょうか?

以前の記事にて、3DSystemsの最新フルカラープリンタ「Projet 4500」についてご紹介しましたが、同じカラー対応のハイエンド機種でも、このConnexシリーズは全くコンセプトの異なる造形機です。ゴムライク素材による軟性設定や、透明度のなどの調整もできるため、より意匠性の高い造形品の出力が可能です。
33万ドル(日本円で約3,500万円前後)と、簡単に導入できるような機種ではありませんが、製品のデザイン開発を行う弊社としても是非利用してみたい機種です。国内のサービスビュローで導入されれば、造形品をお願いしてみようと思います。

Connex3-2

下図のクリックで拡大画像がご覧になれます。表面の状態など、より詳細に確認されたい方は是非ご覧ください。

Objet500_Connex3_3s
Objet500_Connex3_4s
Objet500_Connex3_2s

商品のコンセプト動画はこちら




 

 

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