デジタルで“闘”スポーツを盛り上げろ!

DiGINELは最先端のデジタル技術で格闘技界を盛り上げるためのイベントを開催

最先端の3D技術と格闘技を融合させた新しいコンテンツビジネスを提案する「DiGINEL(デジネル)」及び「DiGITAL ARTISAN(デジタルアルティザン)」は、3Dデジタルとスポーツイベントの融合をテーマに、3月31日に新宿FACEで開催される格闘技イベント「野良犬祭2」を実験ステージとした、3Dデジタル(3Dスキャナや3Dプリンタ)を使った演出や、来場者へ向けた新しいサービスをスタートさせる。

同社は、新サービスの発表と共に、3Dをベースとしたデジタル技術を活用した新たな企画として、アスリートのトレーニングやセカンドキャリア問題など、幅広くディスカッションできる場「デジタルで“闘”スポーツを盛り上げろ!」と題したイベント開催した。

今回のイベントでモデレーターを務めたDiGINEL及びDiGITAL ARTISAN代表で、野良犬のコミッショナーを務める原氏は、冒頭の挨拶で「今後、“e-Sports”など、リアルなスポーツとデジタル技術の融合が拡大すると予想される分野において、3D(3Dスキャナや3Dプリンタ)技術の活用を提案し、業界全体の活性化と、選手の育成やセカンドキャリアへ繋がるアイディアのひとつとして、デジタル技術とリアルスポーツとの密接な関係性について提案したい」と語った。


DiGITAL ARTISANが開発した移動式スキャンシステム

当日開催された同イベントのゲストとして、3月31日に開催される『野良犬祭 2』実行委員会から、大会プロデューサーであり、伝説のキックボクサー”野良犬”こと小林聡氏、現役プロレスラーの日高郁人選手、KING OF KNOCK OUT 初代ライト級王者 森井選手等を招き、本大会の概要説明と、メインテーマである「3Dデジタルとスポーツの関係」についての議論が交わされた。

イベント当日は、格闘技界とは無縁な業界関係者も多かったため、KING OF KNOCK OUT 初代ライト級王者である森井選手のミット打ちや、現役プロレスラーによるトレーニング方法を実演。


迫力あるパンチを繰り出す森井選手とミットを受ける小林氏

また、3Dデジタルとスポーツの関係性を提案するアイディアのひとつとして、aiuto(アユート社)協力の元、NOITOM(ノイトム)社製低価格モーションキャプチャーシステム「PERCEPTION NEURON(パーセプション・ニューロン)」を使ったリアルタイムモーションキャプチャーデモが行われた。

「PERCEPTION NEURON(国内総代理店 株式会社aiuto)」は、低コストな全身モーションキャプチャーシステムで、独自技術の組み込みデータ・フュージョンや人体ダイナミクス、物理エンジン・アルゴリズムにより、滑らかで高精度なモーションキャプチャーを実現。
当日の会場では、NEURONセンサー用ボディストラップを装着した森井選手による実機デモがあり、現役トップファイターの激しい動きにもしっかりと追従し、画面内に描画された3次元データとリアルタイムでシンクロした。


NEURONセンサーを装着しシャドーする森井選手

モーションキャプチャーによって取得したデータは、ゲームやVR素材として販売することはもちろん、選手のトレーニングや育成など、様々な用途への転用が期待できる。

野良犬祭 2

今回、格闘技とデジタル技術の融合による初の実験場となる「野良犬祭 2」は、2018年3月31日(土)新宿FACEで開催される。

当日は、DiGITAL ARTISANが開発した最新の移動式3DボディスキャナをFACE会場内に設置し、3Dスキャンのデモや、この3Dスキャンシステムによって取得したデータから出力された、選手の3Dプリントフィギュアなどの販売も予定している。
DiGITAL ARTISANが開発した最新の3Dボディスキャナーに関する詳細はこちら


3Dスキャン後、Stratasysの最新3Dプリンタ「J750」でプリントした森井選手

大会当日の会場ロビー物販コーナーでは、3Dスキャンシステムを利用し作成された、選手達の3Dスキャンデータがもらえるガチャ「3Dスキャンファイター・ガチャ」の設置が決定。1回400円のガチャで出た選手のリアルな3Dデータを自身のスマホに読み込んで、360度ビューイングできる。

3Dスキャンの実機展示並びにデモが行われる「野良犬祭 2」は、イープラス、ローソンなどからチケット販売中。


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