異なるフィラメントを混合するカラー3Dプリンタを発表

M3Dはフィラメント混合タイプのフルカラー3Dプリンター「Crane Quad」を発表

2013年設立の米国3DプリンタメーカーM3Dは、カラー3Dプリントに対応した同社7番目となる新型3Dプリンタ『Crane Quad』をリリースする。

『Crane Quad』は、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、黒、白、または透明)材料を組み合わせることで、任意のカラーミキシングが可能なFFF方式3Dプリンタで、理論上で50,000色まで再現することが可能。また、単一のプリントで複数の材料を組み合わせることができるCrane Quadは、個々のフィラメントが有する様々な物理的特性の利点を活かし、独自の新しい特性を有した単一物体を造形することができる。

214×214×230mmのビルド領域に対応したCrane Quadは、マルチマテリアル3Dプリンタとしては破格の$399(デュアルヘッドタイプは$299)で販売される。

Crane Quadには、4つのモータ、3つのファン、0.35mm混合ノズルを有するダイレクトドライブ押出機「QuadFusion」が設置されており、Duet3Dと共同設計したオープンソースコントローラボード「DUET 2 MAESTRO」によって制御され、色や材質の異なる4種類のフィラメントをミキシングしてプリントすることができる。

同社は、4色ミキシングに対応したプリンタヘッド「QuadFusion」をクラウドファンディングKickstarterでローンチし、既に目標額を上回る支援(2018年5月1日現在 1,904,384円)を集めている。

M3D Crane Quad スペック

  • ビルド領域:214x214x230 mm
  • ヒートベッドサイズ:214×214mm(100°Cまで対応)
  • ノズルの直径:0.35mm
  • ノズル温度:摂氏100〜270℃
  • プリント速度:80mm/s
  • フィラメント直径:1.75mm
  • 液晶ディスプレイ
  • 接続:SDカード、Ethernet
  • ベッドレベルセンサー(デュアルおよびクワッドのみ)
  • ファイル形式:Gコード、AML、OBJ、STL
  • 高速プリント用48wカートリッジヒーター
  • ソフトウェア:Cura
  • 対応材料:PLA、ABS、ABS-R、ABS-R3、カーボン、タフ、タフ115A、ASA、POM、PVA、PVB、TPU、PETG
  • 電源:24V
  • 本体重量:8.5kg
  • 本体サイズ:380x480x430mm
  • 価格:$399

これまでにも、異なる色のフィラメントを混合してカラー出力する3Dプリンタとして、BotObjects社の「ProDesk3D」や「3D4C」といった製品が発表されてきたが、いずれも製品化には至らず、前者は集団訴訟へ発展し、後者はクラウドファンディングキャンペーンが中止された。


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