元Apple社員が開発した$99の3Dプリンタ

$99の小型3Dプリンタ「Obsidian」がKickstarterで目標額を大きく上回る

サンフランシスコベースの3DプリントベンチャーKodama(コダマ)は、昨年Kickstarterで大成功を納めた3Dプリンター/レーザー彫刻機「TRINUS」に次ぐ新たな製品として、$99のFFF方式3Dプリンタ「Obsidian 3D Printer」のキャンペーンを展開。

同キャンペーンは目標額(10万ドル)を大きく上回り、間もなく100万ドル超えを達成しようとしている。

今回ローンチしたキックスターターキャンペーンでは、最安モデルの「Obsidian」$99の他、標準LCD付きモデル「Obsidian Plus」$149、スマートLCDや内蔵カメラを備えた「Obsidian Deluxe」$249などがラインアップされている。

プラグアンドプレイで誰でも簡単に3Dプリントを開始することができるObsidianは、元AppleのプロダクトマネージャーであるKodamaの創設者兼CEOのMichael Husmannが、2015年から開発をスタートさせており、メカニカル部品の開発などを元Boschエンジニアが担当している。

Obsidian 3D Printerの出荷開始は2017年12月を予定しているが、開発段階のデモ機は米国内の複数の3Dアーティストやデザイナーに送られ検証されており、リリース前の段階から高い評価を得ている。

社名であるKodamaは、3Dプリンタの生みの親である日本人「児玉秀雄」氏へのリスペクトと、幸運をもたらす日本の精霊「木霊」から名づけられている。


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