HPは3Dプリンティングソリューション新材料を追加

HPはハイエンド3Dプリンタ「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」に対応した新しい造形材料を追加

HPは、同社の3Dプリンタ「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」向けとして、新たに3種類の造形材料を追加することを発表した。

HPの革新的な3Dオープンマテリアル&アプリケーションラボで開発された新材料は、HPの3Dプリンティング技術「HP Multi Jet Fusionテクノロジー」の利用や可能性を広げ、新たな大量生産アプリケーション分野を拡大。HPの3Dプリンティング向けオープンマテリアルプラットフォームは、新材料開発の強化とイノベーションを加速し、より広域なアプリケーションへの対応を可能にする。

3種の新材料

  • HP 3D High Reusability PA 11
    補綴物、インソール、スポーツ用品、スナップフィット、リビングヒンジなど、耐衝撃性と延性を備えた低コストかつ高品質の機能性パーツの生産向け
  • HP 3D High Reusability PA 12ガラスビーズ
    寸法の安定性と再現性を備えた、低コストかつ高品質な機能性パーツの造形向け。エンクロージャやハウジング、型、ツーリングなど、高い剛性が求められるアプリケーションに最適
  • HP 3D High Reusabilityポリプロピレン
    耐薬品性に優れ、軽量で、防水性を備えた柔軟性をもつ、低コストの耐久材料

パートナーの拡充

HPは、多彩な材料に対応するためのマテリアルパートナーエコシステムとして、アルケマ、BASF、エボニック、ヘンケル、Lehmann & Voss、Sinopec Yanshan Petrochemical Companyに加え、新たにDressler GroupとLubrizolが認定材料供給パートナーとして参画。

認定パートナーに加え、現在50社以上の化学メーカーダウ・ケミカルやDSMなどが新たに加わり、HPと協力して「HP Jet Fusion 3Dプリンター」向けの造形粉末を開発。業界初となる「 3D マテリアルディベロップメントキット (MDK) 」を採用している。


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