紙材料の超大型3Dプリンタ

Highconは紙を材料とした大規模な3Dプリンタをリリース予定

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紙を材料とした3Dプリンターと言えば、アイルランドのハイテク企業Mcor Technologies社のMcor IRISシリーズが有名ですが

今回ご紹介する造形機は、デジタルカッティングおよびクリーシング機械のソリューション企業Highcon(イスラエル)が開発中のもので、紙素材を材料として大規模な造形を可能とした超大型の3Dプリンター。
この近未来的な筐体デザインは、デザインスタジオPadwa Designの手によるもの。

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同社の高精細カッティング技術をベースに紙素材を切断(レーザーカット)〜接着し、紙厚毎に積み重ねることで立体物を成形。従来の樹脂積層方式とは異なり、非常に高速(B1/42 時間当たり5000枚のデジタル切断)で実寸家具などの大物を3Dプリントすることができる。

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公開された映像や資料もCG素材のため、製品性能等の詳細は未確認な部分が多いですが、同社は先にドイツ・デュッセルドルフで開催されたdrupa 2016(国際印刷メディア産業展)でこの機種(デモ機)をお披露目した。

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