Formlabs新型レジンとカスタムイヤホンプロセスを発表

FormlabsはCES 2018で新しい3Dプリント樹脂材料とマスカスタマイズソリューションを展示

SLA方式3DプリンタFormシリーズを展開する米国・マサチューセッツ州の3DプリンタメーカーFormlabsは、1月9日からラスベガスで開幕したCES(Consumer Electronics Show )2018に合わせ、2つの新しいエンジニアリンググレード樹脂材料「Rigid」と「Grey Pro」を発表。
これと同時に、歯科およびオーディオテクノロジー企業「3Shape」と協力し、3Dプリント技術を用いたマスカスタマイズソリューションによるカスタム3Dプリントイヤホンに関する製造方法を発表した。

新しい樹脂材料「Grey Pro」は、評価の高いForm 2用樹脂「Grey」をグレードアップした材料で、適度な伸びと低クリープ(時間経過と共に増加する歪み)率など、様々な用途に利用できる高精度なプリント特性を有しており、機能部品や厳しい試験に適したコンセプトモデルなどの制作に最適な材料となっている。


Grey Pro 造形サンプル

もう一つの新材料「Rigid Resin」は、Formlabs初のガラス強化樹脂材料で、同社最高レベルの引張り強度と弾性率を併せ持ち、耐衝撃性と安定性を両立したエンジニアリンググレードの樹脂材料となっている。造形後の表面は滑らかで、磨かれたような滑らかな表面の仕上がりと感触を醸し出す。
Formlabsによれば、Rigid Resinは、タービン・ファンブレード、冶具、固定具、マニホールド、ハウジング部品など、高剛性、低クリープ、高安定性を必要とする部品のプリントに適してるとしていると言う。


Rigid Resin サンプル

マスカスタマイズソリューション

Formlabsは、CES 2018の会場において、同社のForm 2 3Dプリンタと3ShapeのPhoenix In-Earスキャナを使用した、マスカスタマイズソリューションデモとして、装着者に最適化されたカスタマイズイヤホンの製造プロセスを発表する予定である。

Form 2よる3Dプリントプロセス

Formlabsは、歯科・オーディオテクノロジー企業3Shapeとのコラボし、同サービスに関する将来的な可能性について発表。両社の技術を活用することで、着用者の耳に正確にフィットする3Dプリントイヤホンを作成することが可能となり、長期的な磨耗、快適性、安定性、ノイズ低減を実現することができるようになる。

Formlabsは、3Shapeとのコラボレーションに加え、電動歯ブラシをリリースするニューヨークのスタートアップ「Quip」と、自動車・航空宇宙用途向けエンジンとドライブトレインコンポーネントの開発および製造を専門とするオーストリアの企業「Pankl Racing Systems」と提携。
FormlabsはCES開催中の同社ブースにおいて、Quipによる製品開発時のプロトタイピング事例や、カスタム部品製造分野で活用が期待される同社の自動3Dプリントプロダクション「Form Cell」ソリューションを使用した少量バッチ製造における効率性を向上することを実証する。


Panklによる3Dプリント冶具活用例


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