安定した3Dプリント用シート「EZ Stick」

3Dプリント造形時の失敗を軽減する造形台用シート「EZ Stick」

米国のスタートアップ企業GeckoTekは、3Dプリント時の反りや剥がれを防止するヒートベッド用シート「EZ Stick」を開発。クラウドファンディングKickstarterでローンチした。

EZ Stickは、スリーエム・ジャパンが発売する3Dプリンタ用プラットフォームシート「3Dプリンタープラットフォームシート 3099AB」や、米国Ideal Jacobs社の3Dプリンタ用プラットフォームシート「BuildTak」同様、FFF(FDM)方式の3Dプリント中に発生する反りや剥がれを防止するためのプラットフォーム(造形台)用シート。

独自のコーティング技術によりプリント中の造形物の反りや剥がれを防止する耐久&耐熱性のポリマーフィルム製のシートEZ Stickは、1000時間のプリントテストと約200種類の素材を使用した厳しいテストをクリアしている。


好きな大きさにハサミでカットし、簡単にプラットフォームに貼り付け可能

同シリーズには、ヒートベッド付き3Dプリンタ用シート「EZ Stick Hot」とヒートベッドのない3Dプリンタ用シート「EZ Stick Cold」の2種類がラインアップされている。どちらも使用条件によって異なるが、シート1枚当たり100回程度の3Dプリントが可能。

EZ Stick Hot対応素材
ABS、PLA、PETG、ナイロン、フレキシブル

EZ Stick Cold対応素材
PLA、PETG

他社の3Dプリントシート同様、造形後ヒートベッド温度が低下すると、簡単に造形物を取り外すことができる。

またメンテナンスも容易で、5〜10回程度の使用毎にIPA(イソプロピルアルコールワイプ)で表面を拭きクリーニングする。

キックスターターでの価格は、Lサイズ(30x30cm)1枚またはSmall(20x20cm)2枚を選択するスペシャルアーリーバードが$19ドル(日本への送料1,000円)となっている。


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