Dysonの羽無し扇風機に3Dプリンタでオリジナルパーツを追加

Dysonのテーブルファン Dyson Cool AM06のレポートを兼ねて、オリジナルパーツを3Dプリント造形してみました!

ヘルムホルツ式空洞を利用したノイズキャンセリング扇風機Dyson Cool ファンAM06/AM07」。
DysonさんからAM06の実機をお借りしたので、レポートを兼ねてオリジナルパーツを追加してみましたw

DysonのCoolファンシリーズは、通常の扇風機と異なり、本体内部にある送風機から円形(楕円形)のフレーム内に風を送り、円形(楕円形)のフレームの隙間から風を吹き出す事でエアフローを生み出す製品です。
本製品を所有していない方でも、量販店の店頭等で体感された方も多いと思います。

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今回のシリーズでは、本体下部に「ヘルムホルツ式空洞」を採用し、モーター音を吸収させることで「22.7dB」(前モデル比、最大75%の静音化)まで動作音を軽減させています。
たしかに、旧シリーズと比較するとかなり静かになった気がしますね。羽付扇風機でもかなり消音化された他社製品もありますが、小さなお子さんのいる家庭では、羽の無い扇風機はそれだけで安心して利用することができますね。
本体性能については数々のレポートがネット上に上がっているので、本サイトではちょっと違った視点から紹介してみようと思います。

シンプルさを追求したダイソンらしい筐体デザインに、ちょっとしたオマケを追加

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スッキリとシンプルな本体と、リング状の送風部上にマグネット固定可能なリモコン。そこそこの磁力があり、本体を傾けた程度では落ちません。

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このままで利用しても良いのですが、リモコン操作のたびに本体から脱着は実用的では無いため、手元近くに置ける専用のリモコン台を3Dモデリング~3Dプリントしてみました。
Dyson本体に合わせ、マットブラックに仕上げ塗装を施してみました。
あまり意味ない仕様ですが、本体と同じように首振り回転させるため、リモコン台はターンテーブル式にしましたw
ちゃんとクルクル回転します。

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もう一つ気になったのが配線の処理。
電源コード単体もキチンとデザインされており、そのままでも見映え的には問題ないですが、テーブルファンとして卓上で使うには、どうしても余ったコード(下写真左側)が邪魔ですね。
そこで、余ったコードをまとめてしまえる配線カバー(下写真右側)を3Dモデリング~3Dプリントしてみました。

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こちらもリモコン台と同様に筐体デザインに合わせてモデリングを行い、マットブラックに仕上げ塗装してみました。

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リモコン台と揃えると、意匠的にはかなり仕上がった感じがしませんか? (笑

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今回AM06用にモデリングした3Dプリント用データは、誰でも自由に利用できるよう無償公開いたします。3Dプリンタをお持ちの方は、どうぞご自由に利用してください。
3Dプリンタは持ってないが利用したい。と言う方のために、いつも通り造形品をDMMさんやrinkakさんから購入できるようアップいたします。
何れも準備が整い次第、改めてご案内いたします。

新しい3Dプリント仕上げ剤

今回の造形では、新しい仕上げ剤を試しています。こちらに関する詳細な内容は後日改めて報告予定です。

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