デスクトップ3Dプリンタ市場は今後も拡大

デスクトップタイプ3Dプリンタは2020年に年間100万台以上を販売?!

調査会社CONTEXTは、過去3年間でデスクトップタイプ3Dプリンタの販売数が大幅に増加しており、その勢いは今後も拡大するという調査内容を発表した。

同社の分析によれば、2014年末から2017年にかけての3年間で販売されたデスクトップ3Dプリンタの総数は、それまでの約3倍まで増加し、年平均成長率42%を達成。このレベルの成長は、今後10年間にわたって続くことを示唆している。

同社は成長要因として、質の良い安価な(500ドル以下)3Dプリンタが市場に投入されたことが大きいとしている。デスクトップ3Dプリンタの全体的な品質向上と、プラグアンドプレイで実行できる、安価で操作方法が簡単な3Dプリンタが登場し、それらを欲する新しい顧客層を獲得することに成功したことが大きい。

またもう一つの大きな要因として、ThingiverseやMyMiniFactoryなどの3Dプリントコミュニティの大幅な成長により、質の高いコンテンツが容易に利用できるようになったことをあげている。デスクトップタイプ3Dプリンタの操作性向上が3Dプリント可能なコンテンツの可用性と相まって、ユーザー数を大幅に拡大した。

また、一般消費者だけでなく、STEAM教育への関心の高まりなどもあり、学校への3Dプリンタが導入される機会が増え、機械、設計、工学などを学ぶ教育機関では、今後も3Dプリンタの導入が増えると予想される。

今後の成長へ向けた動きとして、3Dプリンタ自体の更なる品質向上と材料を含めた低価格化、利用可能な3Dプリントコンテンツの品質向上などが必要としている。

同社による3Dプリンタの継続的な販売数の増加は、控えめに見積もっても2020年には100万台(2018年~2020年の年平均成長率25%)の3Dプリンタを販売すると予想。より楽観的なシナリオでは、2020年までに150万台以上の3Dプリンタが販売されると予測している。

2015年から2017年までの成長後、2030年までに3Dプリント技術の向上に伴いデスクトップタイプ3Dプリンタの年間販売台数は拡大することが予測される。また、早期ユーザー(2009〜2012年に導入したユーザー)も、現在利用中のマシンを、より高速で安価な新型機に置き換える時期に近づいているため、既存ユーザーの動向も今後の成長に大きく影響すると思われる。


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