超大型建築用3Dプリンタで天壇レプリカ造形

造形サイズ12x12メートル! 中国産まれの巨大プリンタ

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中国山東省で開催された「第2回世界3Dプリント技術展」で公開されたこのプリンタ(プリンタという表現が適切かは疑問ですが)は、X軸・Y軸12メートルの造形面積を有する巨大プリンタ
以前、建築用コンクリート3Dプリンターに関する課題について記事をアップいたしましたが、今回中国から発表されたこのプリンタは、グラフェンとグラスファイバーを組み合わせた材料を使用し、北京にある「天壇(てんだん)」のレプリカを制作するそうです。
レプリカと言っても、直径7メートルx高8メートルにもなり、造形が完了するのに約6カ月もの期間を要するとのこと。

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これだけの造形面積を有するプリンタで造形する場合、自重に耐え得るだけの構造体(強度)が必要になるとおもいますが、この辺りの構造設計はこのプリント技術に含まれているものなのでしょうか?屋外展示の場合、天候による耐性なども重要になると思いますが。またまた疑問が…

こちらは、以前上海の企業か公開したコンクリートプリンティングハウス。
たった1日で10件の住宅をプリントしたそうですが、安全性や居住性など無視すれば、既存技術でも十分に造形は可能ですね。

 

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