Formlabsがセラミックタイプの液体樹脂材料を発表

FormlabsはCES2017でセラミック樹脂と実験製品プラットフォーム『Form X』を発表

デスクトップタイプSLA方式3Dプリンターで大きなシェアを有する米国のFormlabs社は、2017年1月5日~8日まで米国・ラスベガスで開催されたコンシューマーエレクトロニクスショー「CES 2017」において、Formlabsプリンタの実験的アプリケーション「Form X」の最初の実験的素材として、セラミック樹脂『Ceramic Resin』とカスタマイズ用API『Open FL』を発表した。

最初のForm X素材(実験材料)となる『Ceramic Resin』は、完成時の外観がセラミックのような独特の審美性を備える材料。同材料から出力後にポストキュア(二次硬化)された造形物は、焼成装置(陶窯)で焼成された後、純セラミック部品として使用することが可能になる新しいタイプの液体材料。


焼結による造形物の収縮率は、大よそ13〜21%程度

Formlabs社では現在いくつかのForm Xプロジェクトが開発中で、このセラミック樹脂は2017年初頭に上級ユーザー向けに発売される予定となっている。

Form 1、Form 1+ カスタマイズ用API

またForm Xでは、今回リリースされたセラミック樹脂と共に、同社の旧シリーズForm1及びForm 1+をハッキングするためのAPI「Open FL」を開発者向けに提供すると発表。このAPIを利用することにより、Form 1及びForm 1+をベースとしたサードパーティー製材料への対応やPCBエッチングなど、本体のカスタマイゼーションが可能になる。

「Form X」はFormlabs社の新しい実験的な製品プラットフォームに位置付けられており、デスクトップタイプSLAの可能性を探求したい上級ユーザーを対象とした実験的アプリケーションである。

改良された『Grey Resin(グレー レジン)』

また同社は、今回発表された『Ceramic Resin』に加え、新しく改質された通常材料『Grey Resin』を同時発表。

現行材料の改良版となる新しい『Grey Resin』は、マットな質感の仕上りにより3Dプリント後の細かなディテールを再現するのに適しているだけでなく、塗装時のベースとしても機能するよう特別に設計された汎用性の高い新材料に位置付けられている。


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