ビール原料から生まれたフィラメント「Buzzed」

ビール原料の廃棄物から生成されるPLA混合フィラメント「Buzzed – Beer Filament」

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以前ご紹介した、コーヒー原料フィラメント「Wound Up – Coffee Filled Filament」などのバイオ&リサイクル素材やノズルクリーナー「Dyna-Purge® 3D Clean™」などの特殊なフィラメントを開発する3DOM USA社は、今回新たにビール醸造プロセスの副産物として発生する廃棄物を使用した、ビール原料フィラメント『Buzzed – Beer Filament』をリリースしました。

『Buzzed – Beer Filament』を試してみたい方は、こちらから少量サンプルのご注文が可能です。
ビール原料フィラメント『Buzzed』5M
ビール原料フィラメント『Buzzed』10M

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Buzzed – Beer Filamentは、同社の地元メジャーレーベルの醸造所から得た副産物(廃棄物)を原料にしたPLA混合材料で、ビール特有の黄金色と原料である穀物の風合いを残したフィラメントとなっています。
以前ご紹介し、フィラメントサンプル専門ショップ「3DFS」でも販売するコーヒー原料フィラメントWound Up – Coffee Filled Filamentは、造形中に香ばしいコーヒーの香りがしていましたが、Buzzed – Beer Filamentはビールの香りはあまりしないようです。

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同社は既にMakerBot、LulzBot、FlashForge等のFDM/FFF方式コンシューマー機での検証を行っていますが、3DOMのバイオ原料フィラメントは全て通常のPLA素材同様の設定で3Dプリントが可能なため、お手持ちのFDM/FFF方式3Dプリンターで気軽に試すことができます。

3Dプリント用フィラメント(材料)サンプル専門ショップ「3DFS」でも、近日中に「Buzzed – Beer Filament」の取扱いを開始する予定です。

Buzzed – Beer Filamentの設定条件

  • 推奨温度:180~210℃
  • 推奨ヒートベッド温度:0~50℃
  • 推奨プリント速度:60~120mm/S

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