スマホ用カメラリグBeastgripがPro仕様として再起動

3Dプリント技術もフル活用されたスマホ用カメラリグBeastgripがPro仕様にバージョンアップしKickstarterで再びスタートアップ

2013年にKickstarterによるスタートアップ情報をお伝えしたスマートフォン用カメラリグBeastgripがバージョンアップし、Beastgrip Proとして再びKickstarterでLaunchしました。
目標額である50,000ドルはとっくにクリアしており、残り25日(3月30日現在)でどこまで伸びるか楽しみです。id.artsもLaunch早々に支援を行いました!
Kickstarterへの支援はこちら

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前モデルのBeastgripは、3Dプリント造形されたパーツを中心に構成されたモノでしたが、今回バージョンアップしたBeastgrip Proは、ガラス充填ナイロン材料をベースにより剛性感を高め、拡張性も向上。iPhoneをはじめ、ほとんどのAndroidスマートフォン(LG G Flex 2など曲面スマートフォンは非対応)に対応したクランプと、調整可能なレンズマウントを備えており、一部機種を除くほとんどのスマートフォンが装着可能。
自由にサイズ調整が可能なため、予めスマホ本体に装着したケースを着けた状態のままクランプをかますことが可能。クランプ内側には、傷防止のためラバーパッドが装着されているが、スマホ本体の傷防止のためにはケースの着脱回避は重要ですね。

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また、リグ本体には様々なアタッチメントポイントが備えられており、三脚への設置はもちろん、マイク、照明器具、ハンドルやスタビライザーなどのパーツ追加。さらに魚眼レンズや口角レンズも付属(105ドル以上の支援で付属)の他、DOFアダプター(φ37mm)を利用することで、一眼レフカメラ用のレンズも装着することができる。
ページ下部にはレンズ装着事例映像を複数アップしてあるので、興味ある方は是非ご覧ください。

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本製品は、ガラス充填ナイロン材料で射出成型した剛性の高い製品となっており、クランプ内側には傷防止のためラバーパッドも適用されている。

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3Dプリンタを利用し、繰り返し実施されたモックアップ製作

市販のパーツを装備しスマホカメラリグを組むのはもちろん、オリジナルの3Dプリントパーツなどを組込み、用途に応じた様々なカスタマイズが可能になると思います。id.artsもその目的で支援を行いました。

60ドルのアーリーバードは既に完売しており、70ドルからBeastgrip Pro単体が購入可能です。その他、広角&魚眼レンズ付きが105ドル。DOFアダプタ付が175ドル。全てセットが210ドルとなっています。

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利用者の環境に応じて様々なカスタマイズが可能

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iPhone 5装着例

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iPhone 6装着例

下は、Beastgrip ProにiPhone 6を装着し、DOFアダプター+Nikon 80-240mm f/4.0を搭載し撮影された映像です。

こちらはBeastgrip ProにiPhone 6 Plusを装着し、DOFアダプター+Canon 50 f/1.4を搭載し撮影された映像です。

こちらはBeastgrip ProにiPhone 6及び6 Plusを装着し、DOFアダプター+Nikon 50 f/1.4や広角&魚眼アダプタを搭載し撮影された映像です。

Wood Witch: The Awakeningというホラー映画の撮影に使われるBeastgrip Pro。サムスンのスマホを装着しBeastgrip Proで4K撮影を実行

 

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