3Dプリントで建設された自転車用の橋が完成

オランダに建設された巨大な自転車専用3Dプリント橋

1869年に設立されたオランダの建設・不動産大手Royal BAM Groupは、アイントホーフェン工科大学と協力し、世界初となる3Dプリント製の自転車専用橋を建設。


Photo:royal BAM group

研究チームが開発したこの技術では、特殊な3Dプリント用モルタルと大型コンクリート3Dプリンタを用いることで、従来のような型枠等を必要とせず高強度なコンクリート橋を製造することができるため、工期短縮やコスト軽減はもちろん、廃棄物軽減等によるCO2削減にも貢献している。

レイヤーピッチ1cm、1m×幅3.5mの8つのセグメントに分割造形された3Dプリント部材は、内部を通るワイヤーによって固定される。

完成した部材は建設予定現場へ運ばれ組立てられ、長さ8m×幅3.5mの3Dプリント製自転車専用橋として完成。

エイントホーフェンに近い小さな町ゲメールトに10月完成予定の3Dプリント橋は、これまでに建設された他のコンクリート3Dプリント製橋を大幅に上回る大きさで、自転車専用橋としては世界初の建造物となる。


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