手作りPhotoスキャンブース

Autodesk Japan が作ったフォトスキャンブース

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以前ご紹介し大きな反響のあった高品質3D Photoスキャン (以前の記事はこちら
数十台の一眼レフカメラを360度に展開したブースによるフォトスキャン。
この仕組みの簡易バージョンとも言うべきシステムを、Autodesk Japanのスタッフ3名で構築。
元となったシステムは「Maker Faire Bay Area 2013」にてAutodesk社が構築したものらしいですが、諸事情により日本での利用がかなわず、自分たちで構築してしまったそうです!
システムの構築に費やした期間約は、週1日のペースでトータル1ヶ月半。コストは、撮影用機材として購入したiPod TouchとiPadの代金40万円を含むトータル65万円。

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「Air Camera」というアプリで撮影機材(iPod touchとiPad)を同期し撮影。
撮影されたデータはFlickr〜AWSを介し、写真加工APIによって3Dモデル化される。
3D化されたデータは「123D Catch」がインストールされたiPhone等で閲覧が可能なため、もちろん3Dプリント展開も可能。ただし、撮影範囲が180度と限定されているため、3Dプリンティングするにはちょっと加工が必要そうですね。

こちらは以前ご紹介した、50台の一眼レフカメラでフォトスキャンされた人物データ

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フォトスキャン技術自体は決して新しいものではありませんが、今後様々な用途で活用範囲が広がってくると考えられます。特に日本では東京オリンピックも控えており、五輪へ向けた新たな映像技術の研究開発が活気づいてきているようです。
フォトスキャンされたリアルなバーチャルアスリートが、リアルタイムでピッチを駆け回る映像なども見れるかもしれませんね。
どんな新しいコンテンツが生まれてくるか、非常に楽しみです!

 

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