お口の中を3Dスキャンして3Dプリント

歯科医療現場で広がる3Dスキャンや3Dプリント技術

これまで何度か医療関連の情報をお伝えしてきましたが、今回は歯科現場で活用される3Dスキャン技術などについてご紹介しています。

従来のように、口の中にネバネバした型取り器具を押し込む方法ではなく、高精度な専用3Dスキャナを用いて口腔内を3Dスキャン。米国同様に、導入が盛んになってきた日本の歯科治療現場でも、高精度なスキャナの利用は着実に増えつつあるようです。こちらの記事で紹介しているのは、歯科業界向け3Dスキャナ及びCAD・CAMソフトウェアのグローバルリーダー3Shape製品によるデモ映像。
https://www.youtube.com/watch?v=WRr3RSETh2A

ちょっぴりエッチな感じのキレイなお姉さんが、手袋を装着しスキャン準備

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専用のヘッドパーツを装着し、スキャン開始!
後はお口を空けてじっとしているだけ、悪臭漂う器具を噛みながら放置されることもありません。

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3Dスキャンされたデータはその場で3Dビューイング!様々な角度から閲覧が可能。タッチパネルによる操作では、ハイメッシュスキャンデータがスムーズに展開されていますね。
近所の歯科医に導入されていれば、即体験してみたいものです。

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スキャンされたデータを元に、院内に設営された技工施設で詰め物などが3Dプリンティングされるため、通院に数日も費やすことが省けます。

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3Shapeによる3Dスキャン技術と、3Dプリンタを利用したソリューションモデルについては、以前Stratasysからも紹介されています 記事はこちら

 

歯科以外の医療現場で活用される3Dプリント技術の事例について、友人知人医師などから度々見聞きしてきましたが、医療現場での3D技術については、様々な側面からまだまだ未開拓(未成熟)な部分が多いようです。
最近では、骨だけでなく、臓器や皮膚などを3Dプリントする技術も研究開発されているので、IPS細胞などと共に今後益々成長が望める分野ですね。いつか、人間のクローンまで3Dプリントされるような時代が来るのかも?しれません…

 

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