オープンソース3Dプリントラジコンカー

あらゆるパーツの3Dプリント造形に挑戦するオープンソースベースのRC Truggy

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つい先日「3Dプリンタで造れるドゥカティ1199模型」という情報をご紹介し、大きな反響がありましたが。こちらは同じモータースポーツ系模型でも少し志向の違う3Dプリントラジコンに関する情報。

3DプリントTruggy(バギーシャーシに大口径のモンスタートラックタイヤを装備する車)のラジコンを構築するオープンソースプロジェクト。
RCカーをプリントするためのデータはGrabCADThingiverseで公開され、Google+ページ上のコミュニティをベースにあらゆる情報がオープン化され、進化を続けています。

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タイヤ、リム、ギア、ドライブシャフトから関連パーツの殆どの部品をMakerBotなどのコンシューマー機やRepRapプリンターを利用して造形。タイヤなどのパーツはNinjaFLEXなどを利用して造形するなど、パーツ毎に様々な素材で造形を行い、それらの情報を元にユーザー間で実機テストを繰り返し、ベストな素材や造形方法を共有化。

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RCカーと言えば、パーツのカスタマイズが走りに直結するため、各部位のカスタマイズ化は必須の世界だと思いますが、こういったマニアックな要素の強い分野にこそ、3Dプリント技術は最適なツールとなりますね。今後、様々な素材がリリースされてくると予測されるため、こういったオープンソースな趣味分野は大きな進化を遂げるかもしれません。
パーツを供給する大手メーカーも、こういった流れを想定したビジネス展開が必須となりますね。

実機の走りをご覧ください!

同プロジェクトに関する映像

 

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