ドローンを使って巨大なキリスト像を3Dスキャン

ブラジル・コルコバードの丘に建つ巨大なキリスト像。ドローンを使って撮影し3Dモデルデータ化

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多くのカトリック教徒を有するブラジルのリオ·デ·ジャネイロ。そんなリオにあるコルコバードの丘の頂上にそびえ建つ巨大なキリスト像は、1931年に建設された台座高さ8m、像高さ30mの像。世界的な観光名所として知らない人はいない場所ですが、この地に建つキリスト像の詳細なレプリカを作るため、Pix4D, Aeryon Labs Inc.,とリオデジャネイロ·カトリック大学が共同で、像の3Dスキャンを実行した。
高地に建つこの像の撮影は、天候(風や霧、日照など)の影響を受けやすく、ドローン撮影には難しい環境。38×28メートルのキリスト像の高品質3Dモデルを作るためには、相当量の画像情報が必要であり、天候等に恵まれた僅かな時間を利用し、ドローン撮影を実行。10分ごとに続いた19スパンで3,584の画像を取得。Pix4Dは、同社のドローン技術と画像処理ソフトウェアを利用し、撮影された画像データから高精度な3Dデータを生成。

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風や霧、日照問題など、このような環境でのドローン撮影はかなり困難なはず

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ドローンを利用し4,000枚弱の写真を撮影。画像から3Dデータを生成

撮影されたすべての画像を元にPix4Dmapper Proのソフトウェアを使用して画像処理を実行。同ソフトで処理された画像から約250万ポリゴンの3Dレプリカデータが完成した。今回完成した3Dデジタルモデルからは高精細な3Dプリント造形も可能であり、このデジタルデータは近い将来、大学によって様々な研究に使用されるそうです。

今回完成した3Dデータは、SketchfabからWebGLで閲覧できる(利用には Google Chrome等の対応ブラウザが必要です)

Christ the Redeemer Rio
by Pix4D
on Sketchfab

 

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